3年点検　家族が集まる「く」の家

少し前になりますが、3年前に竣工した”家族が集まる「く」の家”にお邪魔しました。

こちらのお宅は基礎断熱「サーマスラブ」を基礎スラブの上と下に施工しています。そのため床にいくつかの通気口を設け、基礎からの温かな空気が部屋へと流れている仕組みです。

床下にネズミが侵入して、少し異臭がするという連絡を頂き、早速施工工務店と設備施工の方と一緒にお邪魔しました。

ネズミの侵入箇所を探るために外部基礎廻りと内部床下を調査。おそらく基礎を貫通している設備配管の周りから侵入したようですが、問題個所含め、その他床下断熱材がネズミにかじられた周辺もしっかりシールで隙間を埋めました。

調査を終えて作業している間、お施主様と今の暮らしぶりや工事期間中の思い出話で話が尽きません。

「この家が出来てから本当によく人が集まるようになりました」とうれしい言葉を頂きました。家族が自然と集まれるように「く」の字の真ん中にリビングを設けた、その設計意図がその通りになったこと、家族だけでなく親族も集まるようになったこと、本当にうれしく思います。コロナ禍ではありましたが、快く迎え入れて頂き、お土産まで頂きました！

嬉しさに舞い上がってしまって、写真を撮らせて頂くのをすっかり忘れてしまいました(^-^;

ネズミきっかけではありましたが、こうやってお会いする中で住まい方を見せて頂くのも大変勉強になります。ありがとうございました。