2024年　新年のご挨拶

2024年が始まりました。

例年であれば久しぶりに会う親戚や友人と短いながらも楽しく穏やかな時間を過ごすお正月休みですが、今年は元旦から予想もしない大災害に見舞われました。「被災された方には心よりお見舞い申し上げると共に、一日も早い復興を願っております…」と決まり文句のように言われる言葉が何とも軽く、何の役にも立たないものだと感じてしまいます。

一方で地震発生直後から自衛隊の方や消防の方、さらに医療関係者の活躍が報道され、このような状況下で迅速に人命救助に向けて使命を全うする方々に対しては心から尊敬するばかりです。年始はそんな思いの中ニュースを注視しておりました。

人命救助の次は私たち建築士にもできることが出てきます。被災に合われた方に対してだけでなく、これから被災しないためにもできること。

今年はより建物の安全性について考えさせられ、それに携わる者として責任を持った仕事をしたいと思います。

それと並行して被災地に目を向け、関心を持ち続けることが大切であり、出来ることから支援していきたいと思います。