2019年4月2日
Categries: Blogもくあみの杜 竣工式
新元号が決まり新しい時代がスタートしたタイミングで、先日1年半関わらせて頂いた物件の竣工式が行われました。
竣工式の後にはお施主様より感謝状を頂き、亀の井別荘湯の岳庵にて食事会も用意して頂きました。
(金鱗湖の畔で緑に囲まれた落ち着いた内観でした。さすが亀の井さん!)
コンペからスタートした本物件。コンペで選んで頂いた経緯や70周年を迎えるお施主様の記念すべき建物になったとのお褒めの言葉など、これまで聞くことのできなかったお話を頂戴しました。
今回の物件は設計をスタートしてから1年半。この物件に限らず建物完成に至るまではお施主様、設計者、施工者、工事業者、その他たくさんの方の協力を得ながら密に過ごす時間になります。
その時間を相互の理解や信頼に満たされて過ごすことができるかどうかで、完成した時の満足感や達成感が違うように思います。
満足のいく建物を作るためには、そんな時間をすごせるようなパートナー(設計者や施工者)と巡り合えるかどうかが重要だと建物完成のたびに感じます。
(外構も完成。サインもプロデュースさせて頂きました)
今回の物件【もくあみの杜】では、お施主様の協力を頂きながらたくさんのチャレンジをさせて頂き、こちらもお施主様のご要望に応えられるように知恵と技術を絞り出しました。
感謝状を頂いたこと、お施主様が満足されている様子を見られたこと、さらには道を行き交う観光客の方からのお褒めの言葉がおまけのように聞こえてきたことでこの1年半が満たされたように思いました。
(通い続けた湯布院。次回は観光でお邪魔します!)
共同設計者:もりのわ設計室 板場奈美さん
構造設計:きーぷらん 山下 智さん
施工:株式会社 竹内工務店