2018年8月31日
Categries: Blog地盤改良工事
現在進めている湯布院の物件。
ここは以前沼地であったため、設計段階から液状化を心配してました。
実際には地盤調査で地耐力、液状化の両面で地盤補強は必要なしとの結果を得ました。
ただし敷地全体で地盤強固な部分とそうでない部分とのバラつきが大きく、不同沈下という計算結果で補強が必要になりました。
工事金額、木造の平屋で建物荷重が大きくないこと、敷地までの道路幅が狭いこと、宿泊施設が多く騒音や安全性に十分配慮が必要なことなどから天然砕石パイル工法【ハイスピード工法】という工法を選択。
住宅にもよく使われる工法です。地耐力や液状化両面からの保証が付きます(今回は地耐力用の杭計算なので地耐力のみ)。
現場はこんな感じでした。
小さな重機で穴を掘っては砕石を詰めるという作業を繰り返し行っておりました。
場所によっては地中の大きな岩に重機先端がぶつかることもあり、その際は人力です(^-^;
今回は本数も多いので暑い中本当に大変です。いつも現場の方には頭が下がります。
あと1週間、無事完了することを祈っております!!